天気も良かったので都内ウォーキングして来ました。こんなコースです。
駒込駅 ~染井吉野桜記念公園 ~旧丹羽家腕木門・住宅蔵 ~ 染井霊園(著名人の墓) ~本妙寺 ~妙行寺 ~すがも鴨台観音堂(鴨台 さざえ堂) ~巣鴨地蔵通り ~巣鴨の庚申堂猿田彦大神 ~高岩寺(とげぬき地蔵尊)~東洋文庫〜千駄木駅
目標2万歩です。ソメイヨシノ発祥の公園は期待して居たよりずっと小さくてビックリでした。 江戸時代~明治時代には駒込周辺は植木屋が並ぶ園芸の里で、それは数多くの大名屋敷が有り庭園の植栽の管理などが必要となり、染井通りには10 軒もの植木屋が 軒を並べていたそうです。そしてその後、全国に売られることになる桜にソメイヨシノと命名して売り出しました。やがて植木屋の街「駒込」も時代の移ろいと共にその座を川口や安行に譲り、今や駅の躑躅にその面影を残すのみです。次に向かったのが旧丹羽家の腕木門と住宅蔵です。
この門は、腕木と呼ばれる梁で屋根を支える腕木門と呼ばれる形式で、簡素な構造ですが格式のある門です。そして驚いたのが住宅蔵の迫力です。 この後は染井霊園に向かいました。ここは都内8ヶ所有る霊園の中で最も小さいのですが歴史が古く多くの著名人のお墓がありました。 高村光太郎、二葉亭四迷、岡倉天心 などなど枚挙のいとまありません。続いて本妙寺、妙行寺と古刹を周り、次は趣きを変えて大正大学の校内に在るすがも鴨台観音堂(おうだいかんのんどう)/ 鴨台さざえ堂を見学しました。
この施設は大正大学の建学の精神に則った構造物ですが、「いのり」と「希望」の街「巣鴨」にふさわしい仏教文化施設だと思いました。この後は庚申塚から、いよいよ老人の原宿です。
予想に違わず多くの高齢者が郎化を楽しみつつ参拝されて居ました。 ここまででのルート図です。 巣鴨を切り上げ再び駒込方面に向かいました。目的地は六義園の近くに在る東洋文庫です。こちらは文庫のみならず博物館も有り岩崎家で集めた様々な資料を見学出来ます。 着いたのが昼過ぎだったので館内のオリエンタルカフェで腹ごしらえです。庭園も美しく食材も三菱グループの小岩井農場の物を使用しているので美味しいです。 食後は今回の目的である特設展を見学しました。 これで駒込駅から帰宅しても良かったのですが学生時代を長く過ごした文京区が懐かしくて不忍通りを千駄木駅まで歩きました。楽しい2万3千歩でした。