ハノイ自転車倶楽部


夕方の便でハノイからホーチミンに移動しました。2時間のフライトですが機内誌の中に面白い記事を見つけました。ベトナムは今でこそオートバイ天国ですが、その前は名にしおう自転車王国だったそうです。その中で今でも自転車を愛して止まない人々約40人が自然発生的に市内中心部にある湖に毎朝早朝に集まるようになり、人々はそれを「自転車倶楽部」と呼び出した事を紹介した内容で、とっても興味深かったです。
 倶楽部のメンバーが所有する自転車は1954-1986製造の自転車でメーカーはPeugeot,Mercier,Follis,Joang Fonix他だそうですが、今ではどこに行っても見ることの出来ないものばかりですが、メンバーはそれらの自転車を'My Old Frien'呼び、日々磨いたり調整したりに余念が無いそうです。そして、それらの自転車はオリジナル部品を保っていて、修理も自分達でしていることを紹介していました。メンバーの一人、トンさんがインタビューの中で、自分の自転車は友であり人生を銀輪と共に歩んできた歴史は何物にも替え難いと語っていたのが、とても印象的でした。