手組みホィール


日本に帰ってきました。夜行便ではラッキーな事にシートに電源がついていたのでPC立ち上げて機内でツールドフランス2005DVDのアームストロングの活躍をじっくり見ることが出来ました。帰宅してみると嬉しい知らせが! 先週注文していた手組みホイールが出来ているとサイクルランドより連絡があったのです。先週、私の激励も含め友人が企画してくれたポタの際に後輪のスポークが折れ、修理を依頼した時に前後ともリムにヒビはいっているのでそろそろ交換ですよ!とアドバイスされました。でも、私が好きなNISIやMavicのリムは手に入らないから台湾製のコピー品で組むしかないですねとの事です。前から一度はキュウゾーさんの手組には乗って見たいと思って居ましたが、なんかわかんない台湾製は嫌だし、ここで下手にお金かけるより10段化していっぺんにドライブトレイン、ホィール変えちゃうか、そんな思いが交錯します。一晩考えると云って、お店を出て夜、ヤフオク覗いていると、なんとNISIの新品がが出ているではありませんか。お金は別です、一撃落としました。

そのホイールと手持ちのデュラエーススモールハブ32Hで出張中に組んでもらうことを依頼したのでした。このリムについてちょっと紹介します。いまは亡きイタリアはNISI(ニジー)社のチューブラーリムで、ホール数はレーシングスタンダードの32h。サイズは700Cチューブラー。昔イタリア組みのDeRosaがこのリムを好んで採用していて憧れていました。(追記:Nisi社は今も現存していてカーボンリムに特化しているようです。世界で最初にカーボンリムを作ったのも、この会社です。その後、Nisiについていろいろ調べわかりました。ここで謹んで訂正します2010.4.7記)重量はカタログデータで1本あたり360g。軽すぎず重すぎず実戦的な重さです。今となってはレアなリムですが、リム表面はポリッシュ仕上げで、専用のデカールも格好が良いです。アイレットはNISIお得意の片ハトメ仕様。これだとハトメのサビを気にする必要がないのは隠れたメリットです。以上、病膏肓に入るのコメントでした。で、早速、組みあがったホイールを装着して走ってみました、いいです!しなやかです! しばらくこれで楽しみます。