ワイルドソウル


南米移民の事に興味覚え、色々本を探している中で「ワイルドソウル」という本を見つけました。作者は垣根涼介(1966年生まれ)ですが、この本は大藪春彦賞吉川英治文学新人賞日本推理作家協会賞を、トリプル受賞しています。 超大作、長編ですが今日1日で読みきってしまいました。南米の移民問題を相当調べ上げ、それをを元に物語を組み立てていますがストーリーテリングの巧みさにも驚かされます。 移民=棄民という国家が犯した大罪を現代にクロスさせ巧みに小説に仕上げています。どちらかというと私は洋物ミステリー一辺倒ですが、日本のミステリーにも面白いものが有ると再認識しました。