アイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」の皆さん、本当におつかれさまでした。

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これで決勝トーナメント進出はならず。1次リーグ1勝3敗で今大会を終えることになった。
私の冬のオリンピックも、これで終了である。
北京大会では予選リーグを1位通過した。その記憶が新しいだけに、今回の結果は正直、落差を感じざるを得ない。日本チームは最後まで奮闘した。しかし、イタリア、ドイツ、スウェーデン――いずれも戦術の緻密さ、スケーティングの力強さ、ゲームの組み立て、どれを取っても段違いだった。
日本人はとかく「精神力でカバーする」と言いがちだ。だが、今回の差はその次元ではなかった。

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どこか一昔前の日本サッカーを思い出した。気持ちはある。しかし、組織力と個の技術で明確な差がある――そんな構図だ。
それでも、今回の代表には大きな意味があったと思う。
日本はフレッシュなメンバーを多くそろえた大会だった。五輪初出場のFW輪島夢叶選手(道路建設)は、ドイツ戦後にこう語っている。
「大舞台でこういう結果になってしまったのは、自分たちがやってきたこと、自分たちの準備不足もあった」
この言葉を聞いて、私はむしろ希望を感じた。
敗戦を精神論で包まず、環境や運のせいにもせず、「準備不足」と言い切る。これは簡単なようで、実はとても難しい。若い選手が大舞台の直後にそれを口にできたこと自体、大きな収穫ではないだろうか。
北京との違いは確かに大きい。しかし、世代交代の過程で生まれる痛みは、次への糧にもなる。

氷上で深く一礼したあの日から、今大会は終わった。
悔しさは残るが、私はやはりホッケーが好きだ。
そしてまた、次の冬を待ちたいと思う。