新松戸の図書館で、面白そうな本を見つけました。我孫子の人達が編んだ戦争中の体験記です。 実を言うと都会育ちの視点だと江戸川を越えた地域は食料も比較的豊富に有り都市部より恵まれて居たと漠然と思ってました。この本を読んで認識を改めました。庶民の体験記を纏めて頂いた努力に頭が下がります。体験記のひとつに戦後直ぐに巡査になりその後、定年まで警察官だった方の物が有り、印象に残りました。その方の最初の任務が占領軍のMP(Military Police 憲兵)の補助でMPのジープに同乗して現場に出向く仕事で、それを懐古していますが、事件はRAA( Recreation and Amusement Association )が大半で、それ以外はパンパンガール関連や、オンリーに対するDVだったと書かれて居ますが、ここら辺についてはGHQのプレスコードも有り、殆ど情報がない中、大変興味深く拝読しました。