紅茶は伝統的に鍋で煮て、個々のカップに注がれます。しかし、紅茶が入って来た当時の英国では、ほとんどの人はボーンチャイナ(骨灰磁器)の陶器を買う余裕がなく、彼らが持っていた瀬戸物カップは沸騰したお茶の熱でしばしば粉々になったそうです。 粉々になるティーカップ画像探しましたが、ありません、考えてみると割れやすい物が残っている筈がありません。画像はDenbyの古いと言ってもそんなに古く無いものですが、こんな感じだったのでしょうか。割れ対策として、熱いお茶の熱を減らし、カップを割らないために、最初にカップに牛乳を加えたようです。多くの人がその味が好きになったと言うところだと思います。もちろんミルクの代わりに砂糖やレモンと一緒にお茶を飲む人もいたでしょう。現代でも、「ミルクファースト」はホットな話題です。お茶の前にカップにミルクを加えるのが正しいのか、それとも後にミルクを加えるのが正しいのかという議論が有る様です。また、熱いお茶に注がれた冷たい牛乳が不均一に加熱される事、で美味しくなる説や、英国は硬水だからミルク入れてまろやかになる説もあります。英国式のお茶の入れ方です。 ・やかんに新鮮な水を入れて沸騰させます。
ティーポットを少し沸騰したお湯で、ポットを温めてから捨てます。
・新鮮な葉茶を1人あたり小さじ1杯、ポットに1杯ずつ入れます。
・お湯をティーポットに注ぎます(お湯が沸騰しないようにします)
・3〜4分間ぐらい待ちます。この待ち時間で、お茶の味わいが増します。
・お茶をティーストレーナーを通して、できればきれいなチャイナティーカップに直接注ぎます。
ここまで、書いて来ると日本の紅茶の歴史が気になって来ました、調べて見ます。